ラストネームとは?

ラストネームとは「日本で言う苗字と名前のうち苗字のこと」を言い英語では氏名の中で一番最後の名前のことを言います。

具体的な例で言うと、日本人の「山田太郎」さんの場合、「山田」がラストネームになります。
海外の「Jane Johnson Francis」さんの場合、「Francis」がラストネームになります。

ファミリーネームやサーネームとの違いは?

ラストネームは「ファミリーネーム(Family Name)」や「サーネーム(Surname)」と言われることもあり、基本的に違いはありません。

海外と日本の名前の順番

日本では「姓・名」という順番になりますが、アメリカやイギリスなどの欧米の国々では、「名・姓」の順で名前が表記されます。

また、それぞれの読み方も、「名」は「ファーストネーム(first name)」と言い、「姓」は「ラストネーム(last name)」となります。またファーストネームとラストネームの間に名前が入ることもあり、それらを「ミドルネーム」や「セカンドネーム」などと呼びます。

海外では結婚したらラストネームはどうなるの?

日本の法律では、日本人同士の結婚の場合、夫婦のどちらかの苗字に統一しなければなりませんが、これは世界的にみて、ほとんどない法律であります。

他の国では結婚後も夫婦別姓しか認めていない国や、夫婦別姓や同姓どちらも認めている国など様々ですが、同姓しか認めていない国は日本くらいかもしれません。

それぞれの国の結婚後のラストネーム事情を知られたい方は次記事をご参考ください。
海外では結婚後、どんな苗字(ラストネーム)が登録できる?

日本人がラストネーム(苗字)を変更するには?

日本人の方がラストネーム(苗字)を変更するには、海外で変更する場合と日本で変更する場合で手続きが異なってまいります。

海外での苗字の変更手続き

海外で苗字を変更するには、その国の法律や習慣に従って変更する必要があります。
海外では国によって苗字の変更手続きなどが法律で決まっておらず、習慣などに沿って決められているものもございます。

また変更後にどのような苗字を名乗るかによっては、役所だけの手続きだけでなく、裁判所などの手続きが必要になる場合がございます。

詳しい内容はそれぞれの国の役所などにご確認ください。

日本での苗字の変更手続き

日本で日本人が苗字を変更する場合、結婚や離婚、養子縁組などで苗字を変更する場合は役所の手続きで変更できますが、次のような変更の場合、家庭裁判所の許可も必要となってきます。

家庭裁判所の手続きが必要となるケース

・複合姓(ダブルネーム)に変更する場合
・外国人配偶者の通称名に変更する場合
・婚姻後6カ月を経過して外国人配偶者の姓に変更する場合
・姓として認められないミドルネームを追加する場合

※国際結婚をした日本人の方は、「国際結婚後の苗字の変更手続きを丁寧に解説」の記事もご参考下さい。

一方で外国籍の方が日本で苗字を変更する場合、通称使用をすることで、役所に通称名の登録をすることができます
※詳しい内容は「日本に住む外国籍の方が名前を変更するには?」もご参考下さい。

まとめ

ラストネームに関して簡単にまとめさせていただきました。

弊所では戸籍上の苗字や名前を変更する業務を行っております。
苗字や名前を変更するには家庭裁判所の許可が必要になりますが、手続きには細かい知識が必要になります。

苗字変更の手続きをご相談されたい方は初回相談無料で対応しておりますので、お気軽に司法書士事務所エベレストまでご相談下さい。

 

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