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同じ苗字の人が結婚することはできるの?
韓国では最近まで同じ苗字(同姓同本)の人達は結婚できなかったようですが、日本では同じ苗字の人と結婚することを禁止するような法律はありません。
そのため同姓同士であっても結婚することが可能です。
少し話は違いますが、出生届の際に親と同じ名前を子供に付けることはできません。
(例:父の名が太郎である場合に、子供も同じ太郎という名前を付ける場合)
結婚などの手続きはどうなるの?
同じ苗字の方であっても、婚姻などの手続きは一般的な人と変わりはありません。
また苗字が変わった場合、次のような手続きなどをする必要がありますが、苗字が変わらないことで手続きを省略できる場合もございます。
変更手続きが必要かどうかは各担当機関にご確認下さい。
1.マイナンバーの変更
2.健康保険、年金の変更
3.パスポートの変更
4.印鑑登録の変更
5.運転免許証の変更
6.銀行等の口座名義の変更
7.クレジットカード等の名義変更
8.不動産登記の変更
9.生命保険、医療保険等の変更
10.車検証、自賠責保険等の変更
結婚後の戸籍はどうなるの?
苗字が同じ人同士が結婚した場合の戸籍も、一般の方と同じ様に戸籍が作られます。
結婚された場合、戸籍がどのようにできるのかは「結婚後の戸籍謄本を見本付きで解説|婚姻後に戸籍に記載される内容は?」について詳しく記載しておりますのでご参考下さい。
離婚したら苗字、戸籍はどうなるの?
苗字が同じ人が結婚し、その後離婚をする場合、婚姻前も婚姻後も苗字は同じですので、離婚後も同じ苗字となります。
また離婚後の戸籍については、一般の人と同様の戸籍ができます。
離婚後の戸籍がどのようになるかについては「離婚後の戸籍謄本を見本で解説|離婚歴の記載や子供の戸籍はどうなる?」について詳しく記載しておりますのでご参考下さい。
違う苗字へ変更するには?
養子縁組などをしないで全く違う苗字へ変更するには「家庭裁判所でやむを得ない事由がある」と判断されない限り変更することはできません。
家庭裁判所で苗字・名前を変更するための手続きについて詳細に解説したものがございます。ご参考下さい。
「苗字・名前の改名手続きを丁寧に解説|氏名変更を必ず成功させるには?」
「改名理由を徹底解説!却下される理由、変更許可のポイントは?」
まとめ
同姓の方同士で結婚した場合について簡単にまとめさせて頂きました。
これから結婚の手続きなどをされる方などはご参考頂ければと思います。
弊所の記事をご覧頂きありがとうございました。