赤ちゃんが生まれた際、ご夫婦はどのようにして子供の名前を決めるのでしょうか?
この記事では、「子供の名前をどのようにして決めたのかを3000人にアンケートし、その結果をランキング形式で解説」しております。
赤ちゃんの名前を決められる方はご参考下さい。
※次のような記事もあります。該当する方はご参考下さい。
「赤ちゃんの名付けで後悔した人の5つの理由」
「出生届の書き方を見本付きで解説|提出期限は必ず守らないといけないの?」
「赤ちゃんの裁判所での改名手続きを詳細解説」
目次
赤ちゃんの名前で使用できる文字は?
人の名前に使用できる文字は「ひらがな、カタカナ、常用漢字などの漢字」になります。
また名前に使用できる漢字にも制限があり、使用できる漢字かどうかを調べる方法は「赤ちゃんの名前に使用できる漢字は?」をご参考下さい。
出生届で注意しないといけないことは?
出生届には提出期限があり原則「子供が生まれてから生まれた日を含めて14日以内」に提出する必要があり、「海外で出産された方は3ヶ月以内」となります。
この提出期限があるために、子供の名前を焦ってつけてしまい子供の名付けについて後悔してしまったという御相談を多く頂きます。
そのような出生届の提出期限の対策や出生届の書き方、注意点などについては「出生届の書き方を見本付きで解説|必要なもの、期限や注意点は?」をご参考下さい。
子供の名前はどうやって決めている?
子供が生まれた際、みなさん名前はどのようにして決めているのでしょうか?
「子供のいる20代から60代の女性3000人」に、次のアンケートを行いました。
Q.子供の名前はどのようにして決めましたか?
もっとも当てはまるものを次のなかから2つ以内で選んで下さい。
・夫や妻の名前の字を使った
・先祖代々使われた字を使った
・兄弟の名前を参考にした
・尊敬する人や著名人などの名前を参考にした
・対面した印象、インスピレーションで決めた
・海外でも通用する名前にした
・姓名判断をもとにした
・くじ引きなど運試しで決めた
・夫や妻の思い出から決めた
・こう育って欲しいと願いを込めた漢字や言葉を入れた
・生まれる季節や何月をイメージ
・植物、自然からのイメージで決めた
・読みやすい名前にした
・呼び名や音の響きで決めた
・その他
名付け方法のアンケート結果
アンケートの結果は次のようになりました。
(※アンケートに答えて頂いた女性は3000人ですが、2つ回答されている方もいるので全体の回答数は4469となっています。)
1位…呼び名や音の響きで決めた(22.0%)
2位…姓名判断をもとにした(19.5%)
3位…こう育って欲しいと願いを込めた漢字や言葉を入れた(17.6%)
4位…夫や妻の名前の字を使った(7.6%)
5位…読みやすい名前にした(7.2%)
6位…生まれる季節や何月をイメージ(5.1%)
7位…夫や妻の思い出から決めた(4.6%)
8位…対面した印象、インスピレーションで決めた(3.3%)
9位…尊敬する人や著名人などの名前を参考にした(2.9%)
10位…植物、自然からのイメージで決めた(2.3%)
11位…兄弟の名前を参考にした(1.8%)
12位…海外でも通用する名前にした(1.3%)
13位…先祖代々使われた字を使った(1.1%)
14位…くじ引きなど運試しで決めた(0.5%)
※その他(3.4%)
赤ちゃんの名付けで1番多かったのは「呼び名や音の響きで決める」という方法でした。
また2番目が「姓名判断」となっており、姓名判断を気にされる方は多いようです。3番目には「こう育って欲しいと願いを込めた漢字や言葉を入れた」という方法でした。
「その他」と回答された名付けの方法としては次のようなものがありました。
・義父母が名付けた
・祖父母が決めた
・家業に関する名前を付けた
・夢に出てきた
・左右対称の漢字を使った
・旦那が勝手に決めた
・年号にあやかった
・神社に決めてもらった
・誕生日の語呂合わせ
・聖書の好きな箇所から など
義父母や祖父母が名付けたという回答が50代以上の方で20近くあり、昔は祖父母や義父母が名付けることもあったようです。
それでは実際に名付けた後に、子供の名前で悩んだり後悔することはあるのでしょうか?
その点についてもアンケートを行っております。
名付けで後悔する人の割合
Q 子どもの名前を決め、役所へ出生届を提出した後、子どもの名前で悩んだり後悔されましたか?
とても多いというわけではないですが、およそ10人に1人のお母様は子供の名前で悩んだり後悔するようです。
弊所では、子供の名付けで後悔した人の理由をまとめた「赤ちゃんの名付けで後悔した5つの理由」という記事もございますので、名付けで後悔しないためにもご参考下さい。
子供の名前を変更するには?
役所へ出生届を提出し戸籍の記載が完了した後に赤ちゃんの名前を変更するには「家庭裁判所の許可」が必要となってきます。
幼い子供の改名は基本的に認められやすい傾向にあります。赤ちゃんの改名手続きを知りたい方は「赤ちゃんの名前を確実に改名するには?家庭裁判所での変更手続きを詳細解説」をご参考下さい。
まとめ
赤ちゃんの名付けの方法についてまとめさせて頂きました。
赤ちゃんの名付け方法をランキング形式でお伝えさせて頂きましたが、最終的にはご夫婦が後悔されない方法を選択するのが1番大事なのかもしれません。
弊所では、赤ちゃんの改名など戸籍の改名業務を行っております。
お子様のお名前でお悩みの方などお気軽にご相談下さい。