中国人が帰化で選ぶ苗字のランキング｜一番多い苗字は？

帰化した場合、好きな苗字を名乗ることができますが、皆さん、どのような苗字を選ばれる人が多いのでしょうか？

この記事では「日本へ帰化した中国の方１０７人が帰化後、どのような苗字を選択したか？」をアンケートしたものを記載しております。

中国の方で、これから帰化される方や帰化を考えられている方はご参考ください。

※次のような記事もございます。ご参考ください。
「韓国人、朝鮮人が帰化で選ぶ苗字のランキングは？」
「帰化後に、苗字を変更するには？」

帰化の際、苗字は変更しましたか？

こちらは弊所が行ったアンケートで、日本に帰化をした中国人１０７人に「帰化した際、苗字は変更しましたか？」とアンケートしたものです。

帰化する際、多くの人は苗字を変更するようです。

また「帰化の際、変えなかったが、後に家庭裁判所の手続きで変えた」と答えられた人がいますが、苗字は帰化の際に変更せずとも、後に家庭裁判所の手続きで変更することも可能です。

ただし、家庭裁判所の手続きで苗字を変更するには、「やむを得ない事由」が必要となります。
詳しい内容は「帰化後に苗字を変更するには？」の記事をご参考ください。

帰化の際、どのような苗字に変更しましたか？

こちらのアンケートは、帰化後に苗字を変更した中国人８９人に「帰化後、どのような苗字に変更しましたか？」とアンケートしたものです。

アンケートの対象者が少ないため、数字に少し偏りがあるかもしれませんが、帰化後に選択する苗字で一番多いのは「金本」でした。

また、その他の苗字としては次のようなものがありました。

帰化の際、苗字を変更しなかったことで、差別的な対応を取られましたか？

こちらのアンケートは、帰化の際、苗字を変更しなかった中国の方２７人が「苗字を変更しなかった際、日本の方から差別的な対応を取られたことがありますか？」をアンケートしたものです。

具体的な例で言うと、「王」や「鄭」など中国の方と分かるような苗字が理由で差別されたことがあるか、という質問になります。

残念ではありますが、日本では苗字が理由で差別的な対応を取られたことが７割以上の人であるようです。

弊所でも、このような中国人のような苗字が理由で、正社員として雇ってもらえない、職場の取引先などから信用してもらえない、などの不当な対応を受けているというご相談を多くいただきます。

まとめ

帰化後に、どのような苗字が選ばれているのかなどをまとめさせていただきました。

弊所は家庭裁判所の改名手続きに特化した事務所であり、帰化された中国の方から日本風の苗字に変更したいというご相談を頂くことも多く、数多くの変更許可を頂いております。

苗字を変更したい、手続きを専門家に依頼したい、少し相談をしてみたいという方は、お気軽に司法書士事務所エベレストまでご相談下さい。